菅野朋子 弁護士 前編
2019年新春初回の弁護士100は、菅野朋子弁護士です!
菅野先生はご存知「美人すぎる弁護士」さん。
テレビにも多数出演されているので、ご存知の方も多いのでは?
そして、今回からMCは伊藤ようすけさんです。
人生経験豊富でトークの上手い伊藤ようすけさんのMCで、今回のインタビューはとっても盛り上がりました!
飽きさせない内容になっていますので、ぜひご覧ください。
菅野朋子弁護士( 渋谷リヒト法律事務所 )
1970年生まれ。立教大学社会学部卒。
結婚、出産、離婚を経て、東京大学法科大学院在学中、旧司法試験合格。2009年弁護士登録。富士通株式会社法務部の企業内弁護士、川崎の法律事務所で経験を積み、2011年に独立。中小企業の顧問の他、個人の離婚、相続も扱う。
東京弁護士会「子どもの人権と少年法に関する特別委員会】「法教育センタ運営委員会」「犯罪被害者支援委員会」会員。高校生の息子が一人。
主なメディア出演:テレビ朝日「ワイドスクランブル」解説、テレビ朝日「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」コメンテーター、「モーニングバード」解説、コメンテーター TBS「みのもんたの朝ズバッ!」コメンテーター、「あさチャン」コメンテーター「ひるおび」解説 現在、「ニュースリーダー」「羽鳥慎一モーニングショー」(いずれもテレビ朝日)のコメンテーターとして出演。
所属事務所:渋谷リヒト法律事務所
所在地 :〒150-0052 渋谷区渋谷3-18-4 渋谷三丁目ビル9階
電話:03-6450-6650
https://sbyl.jp/
MC:伊藤ようすけ(avex所属)
1963年8月27日、大阪府出身。1997年にプリンを被った謎の2人組新ユニット・東京プリンを結成。
全楽曲の作詞を手がけ、代表曲である「携帯哀歌」は日本有線大賞音楽賞を受賞。
東京プリン結成後は執筆活動にも精力的に取り組み、サラリーマンとアーティストという二足のワラジを履く者ならではの経験と視点によるコラムを新聞、雑誌へ寄稿。著書も多数出版している。
現在、歌手・プロデューサー・執筆者としての顔をミクスチャーした独自のスタンスで活動中。
企画制作・著作(株)ニューオーダー
http://www.neworder.co.jp/
info@neworder.co.jp
03-5275-8005
伊藤:さて、いきなりでございますが、そもそも菅野さんがあの弁護士を、目指すきっかけというかですね、やっぱり司法試験があって色々大変じゃないですか。なにうえまず弁護士になろうと、私はなるんだ。と、思われたのはいつ頃で、そのきっかけか何かはあったんですか?
菅野:時期は私25、6の時に結婚してるんですけど、その後ですね。で、子供28の頃生んでるんですけど、その頃ですね。
伊藤:えっ
菅野:その頃に決意して
伊藤:それは、普通学生時代に、そういうじゃあ弁護士になろうと思って、例えば、その司法試験の勉強をしたとかっていうことはないんですか。
菅野:全くないです。私法学部でもないですし。で、なぜかと言うと、私、司法試験に受かりたかったんです。
伊藤:司法試験に受かりたかった?
菅野:そうですね。弁護士になりたいというよりは、本当にこう言ったら申し訳ないんですけれども、人のために役に立ちたいとか、そういった高尚な理由ではなくて、もう司法試験に受かりたい。
伊藤:それは、その、やっぱり司法試験って難しいとされているじゃないですか。その難しいハードルを超えたいということ、ことだけ?
菅野:そう。そうです。これ、あの私の本当に生い立ちからなってしまうんですけれども、
小学校から私立に入っていて全く受験がないままずっときて、でちょっと中学高校でいじめにあってですね、大学受験をちょっと諦めて、推薦で大学に行ったっていう経緯があるんですよ。で、その後大学受験のまま就職も出来ずにまぁちょっとうつ病とかになってしまったので、まぁ就職も出来ずにそのまま結婚してっていう人生を歩んできて何も挑戦するきっかけがなかった人生だったんですね。で、ちょっと子供生まれてちょっと落ち着いて元気になった頃に何か挑戦したいなと。
伊藤:でもその時、まあ、けど普通考えるとご結婚をされてお子さんも生まれてまあ結構幸せじゃないですか。
菅野:まあまあ、そうですね。
伊藤:そこであえて、自分をもう一回追い込もうと。
菅野:そうですねやっぱり自分の中ではやはりいじめにあって大学受験できなかったというのがすごく大きくて、ずっと後悔、後悔というかずっとそれを悩んでいたというか、もう1回何かやりたいな、リベンジしたいなっていう気持ちがすごく強かったので。
伊藤:でその勉強されてから何年ぐらいでそのパスされるわけですか?
菅野:えっと受験は全部で5回受けましたね、だから勉強をしてたのは多分7、8年ぐらいですかね。
伊藤:なるほど。
菅野:ちょうど息子が小学校3年生の時に受かっているのでちょうどそのくらいですかね
伊藤:で、その後司法試験を通られて弁護士になろうと思われたのは、そのもう勉強している最中から、通ったら弁護士さんになろうってことですか。
菅野:そうですね。ちょっとこれ実は悩んでいてでも、実はあの叔父がですね犯罪の被害者にあったんですね。ちょっと強盗殺人の被害者になりまして叔父が、それをきっかけに検察官になりたいなと思ってた時期が結構ありました。やはり、犯罪被害者の味方になれるのは弁護士ではなくてやはり警察官という、まあ、その時代はそうだったのでそう思ったんですけれども今最近あの弁護士でも犯罪被害者の代理人ですとか、サポートできる仕事も今あるのでそれで弁護士でもいいかなと思って。
伊藤:そういう過程があってパスをされて、じゃあ弁護士になろうとっていうことで、最初は企業内の弁護士さんに、要はその企業の、これは企業内弁護士というのは、企業に就職するということじゃないんですよね?
菅野:就職です。
伊藤:あ、就職なんですか。
菅野:全く普通の他の従業員と一緒のその会社の従業員です。
伊藤:いわゆるそのまあ法務部みたいなところに
菅野:そうです、そうです。
伊藤:なるほど、それはどうしてだったんですか?、そのいきなりその弁護士事務所を開いてなかなか難しいんですか?
菅野:まあ、私たちの頃結構就職が厳しかったってのもあるんですけれど、まあ後、正直年齢でとかでやっぱり行きたいところになかなかいけないっていうのがあったんですけれども、そういう中で私、社会人経験が特になかったものですから
伊藤:あー、そうか。考えて見たらそうですよね。まあ、言ってしまうと弁護士資格を持った、新人OLっていうことですよね。
菅野:そうです。なので1回は企業の中に入って会社の仕組みですとか、まあその世の中社会の仕組みというものを知りたかったっていうのはありますね。
伊藤:で、その企業の法務部に、まあ勤務をされてまあ初めてのそういった社会人として、具体的にはどういう仕事を、僕らよくあのドラマなんかで見ているとその著作権の問題だったりとか、まあそういうこう企業いろいろ争ったりする時のサポートをで、企業は企業で顧問弁護士みたいな人は雇ってるんですよね?
菅野:顧問弁護士はいます。それは別に。
伊藤:それは別にいてその人の窓口になるっていうことですか?
菅野:まあその、顧問弁護士と連携して仕事をすることもありますし色々ですけど、あと社内の事で社内で済ませられることはまあ別にわざわざ顧問弁護士までいかなくても
伊藤:それはパワハラとかそういう話ですか?
菅野:割とコンプライアンス。私コンプライアンスの部門にいたので、その労働系の話ですとか、あとはメーカーだったので、例えば偽装請負を子会社全部まとめてますからその偽装請負をしていないかのチェックですとか、その辺りとコンプライアンスの方面をやってました。
伊藤:なるほど、でそれは何年くらいやられてたんですか?
菅野:1年足らず。
伊藤:1年?
菅野:1年で、1年足らずで辞めました。
伊藤:それはどうして辞めたんですか?
菅野:やっぱりどうしても弁護士としての仕事というのがなかなかできないというのがあったんですよね、やはり、刑事事件ですとか、普通に裁判に行ったりですとかその感触が得られないというのが。
伊藤:まあまあ、そうですよね。
菅野:そうですね。っていうのがちょっとこう、やっぱり物足りなくなってきてしまった。自分にはちょっとあってないじゃないかなっていうのがありまして。
伊藤:で今は法律事務所を経て、あの独立をされてご自分でリヒト法律事務所で、まあ自分で活動されているということですけれども、今はそのお客様のそのゆるクライアントの比率っていうのは個人のお客様といわゆる企業の比率どちらが多いんですか?
菅野:個人の方が多いですね、まあ企業の方は中小企業の顧問ですとか、何社かやっていますけれども、まあ大抵は割と個人の方。
伊藤:そういうの僕よくわからないんですけど、まあなんか自分で、あっこれやっぱり弁護士の人に相談した方がいいんだなって思うじゃないですか。で、こう飛び込みで電話がかかってくるんですか。
菅野:そうですね、割と飛び込みで電話とかインターネット、あのうちのホームページのメールからですとか
伊藤:へー、そういうもんなんですね。
菅野:割と最近は個人の方そうですね、割とインターネットで探してっていう方がいらっしゃいますね。
伊藤:特にテレビとか出てらっしゃいもいますよね。
菅野:あ、はい。まぁそれで来くるかちょっとそれはまぁ分からないですけれども。でも、あの相談にいらっしゃる方でもうここが10件目ですとかそういう方も結構いらっしゃって、今割とアクセスしやすくなってる。
伊藤:あー、そうなんですか。僕よくすごく全然わかんないんですけど、変な話、どの時点でお金が発生するんですか?
菅野:一応、電話やメールでまぁ相談しにいらっしゃっていただいて、そう、それを相談料っていうのは、まあ発生します。
伊藤:最初に会ったら即お金が発生する。
菅野:まぁそうですね、相談料っていうことで。まぁうちはちょっと離婚や相続に関してはちょっと、初回はある程度サービスはしているんですけれども。
伊藤:なるほど、(リヒト法律事務所は)どういうご相談が多いんですか?
菅野:まぁ離婚、相続、まぁ後、離婚までは至らない慰謝料請求、不貞の慰謝料請求ですとか、そういったようなものが多いですね。
後編では、菅野弁護士の相談の得意分野や理想の弁護士像、プライベートなどに迫ります。
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